人は 豊かな愛を備え、進化していく為に与えられた “役目・才能” を1人1人がもっています。赤子の誕生…それは崇高なエネルギーをもち 役目をもち、あの世からやってくるのです。

人は輪廻を繰り返し 沢山の人生を生き、(つちか)ってきた経験を霊魂の中に持っています。「私は人より劣っている」「私には得意なものがない」

「これをやりたい!という事がない」「この事が好きだという事がない」と言う人がいます。

しかし、誰しも生まれ持った才能が存在するのです。

その事に気付く人は幸運です。

その事に気付かず、人生を過ごす人が山ほどいると言えるでしょう。

生まれた以上、与えられた人生を 大切に生きてほしいと願います。

生まれた以上、自分の中に持っている才能を光に変えて進んでいってほしいと願います。

その個人の人生に愛が芽生えたら、人生は変わり 光のみちびきに進んでいけると思うのです。             

1992年に、読売新聞社から出版された「死ぬ瞬間のメッセージ」(野堀拓路、カール・ベッカー)では、交通事故で若くして生死を彷徨い一命を取りとめた青年の臨死体験が紹介されています。

青年は、生死を彷徨っている間、すでに亡くなっている曾祖父や曾祖母、いとこなどに「何をしに来たんだ。きちんと自分の役割を果たしてから来い」「直ぐに帰りなさい」と何度も叱責されたと言います。

青年が「ここにいたい」と懇願しても「今度、役目を果たした時にきなさい」と説得をされたといいます。

その青年は臨死体験を通し「地球上のすべての方に何かの役割が必ずあるはずだと強く感じました」と述べられています。

人間の命・魂というのは引き継がれていくのです。

正しい道を歩んでいれば、迷う事なく光の道に進む事でしょう。

光希美貴