生まれ変わり・輪廻 (りんね) について

1, あなたは生まれ変わり(輪廻(りんね))についてどのように思いますか?

前世も生まれ変わりも何もなく、死んだら終わり。

あとは何も無くなるのだと思いますか?

人は死んでそれで終わりではなく、未来に再び肉体を着て生まれ変わってくる流れにあります。

人は死んだら肉体を脱いであの世に行きます。

肉体を脱いでもその下には滅びることのない原型があるのです。

この原型のことを「幽体」と言います。
原型(幽体)の中に誰でも霊魂があり輪廻をしています。

生と死の問題は、人間にとって永遠のテーマでもありますが、何のために輪廻(りんね)を繰り返すのでしょうか?

はじめに原始時代で50年生きて死に、それ以降日本の文化のあらゆる時代の中で生きて 死んだとします。

そして科学の発達した現代に生まれ、今生きています。
このようにして見ていくと、時間は未来へ止まることなく進み… 原始時代と今では、時代背景が違う所に生まれ変わっているのです。

時間の進みと共に人は進化していっていることが分かります。

では人はどこに向かって進化していっているのでしょうか?

その事をこれから知っていきましょう。

2, 豊かな愛を備えた人に向かって進化をしていっている

人は今よりも、もっと豊かな愛を備えた人になる為に、輪廻をしています。

その旅の中で悲しいこと、辛いこと、嬉しいこと等・・色々な体験を積み重ね、色々な気持ちを育て、豊かな感情を身に付けていっています。

そして死して肉体を脱いだ霊魂は、一生の中で経験したことを霊魂の中に詰め込んであの世に入り、次に生まれ変わってくる為の準備に入ります。

人は死んで終わりではなく未来にまた生まれ変わり・・

豊かな愛を備えた人に向かって進んでいるのです。

この壮大な法則の事を「(だい)御経綸(ごけいりん)」と言います。

もう一つの言い方として「神・仏在りし(わだち)の光」とも言います。

★ここが重要です★

人は愛するためにこの世に生まれてきたのです。

そうでなければ豊かな愛を備えた人に向かって、これから進化を遂げていくことが出来ません。

生きてゆくためにはお金が必要だし、欲しい物も沢山あるし・・・
しかし、欲しい物が全部揃った生活が約束されても、心、愛が無ければ人は幸せと言えることはないでしょう。

相手が何を悩み、苦しみ、求めているかを あれこれと考えてみることが思いやりです。

その思いやり=『愛』なのです。
思いやり=愛をもっているということが、
豊かな愛を備えた人になっていく為に一番大切なことです。
そのような人間に向かい生きていきましょう。

光希美貴